釜の中にパンドラの箱が
さて、今回は前回の失敗を踏まえてキャブの不調を脱却するためにフルOHを目指しますよ
キャブのOHキットを仕入れました
スゴいですね、ネットで注文して数日で全部揃ってしまいましたよ
これで7000円分くらいです。全然OK!
早速組み付けます
エアカットバルブも国産新品で安心です
ばらしてから恥ずかしいミスが発覚(>_<)メインジェットとプライマリージェットを逆につけていました。家でお風呂に入れたときに全バラシして間違えて組んだみたいです。
なるほど、だからアイドリングが異常に高かったわけですね、お恥ずかしい
なぜか純正のメインジェット#110に対してキットは#112が入っています。これはパワーフィルターに変えていることを考えると嬉しい誤算ですね
組み付け後エンジンを掛けたらいい感じにアイドリングしましたよ!良かったー
と思ったのもつかの間、
ガーン😱
最も見たくないものを見てしまいました
クーラントがお漏らししています
こ、この漏れかたはGLの一番の弱点と言われるウォーターポンプドレン穴からの水漏れでは!
まさか走行6500kmでメカニカルシールから漏れているとは思いませんでしたよ
愕然です
はい、この瞬間近くに感じたゴールが彼方まで去っていきましたよ(ToT)
メカニカルシールかー、一番やりたくなかったやつ
なによりまたエンジン下ろしてリアカバー開けるとか
クーラント入れてエンジンかけないと解らなかったとはいえ初めに対応しなかったことが悔やまれますねー
と、いうことで、まずはパーツが揃うのか?結構関連パーツありますが、
揃っちゃいました(^q^)/
スゴい!ガスケット含め全部純正で届きましたよ。それだけ需要がある、と言うことかもしれませんねー
しかし費用は湯水のように流れていきます。まぁ、買ったときから覚悟はしてたけどね
という事で、再度エンジン下ろしまーす
まあね、キャブの度重なる脱着で耐熱がガソリンで剥げたりキズだらけになっていたしー、
前に組み付けていたハンドルロックの本溶接もあることだしー
これはもはや必然ということで!
で、まずばらす前にガレージでメカニカルシール圧入が可能かどうかを検証します\(^o^)/(空元気)
こちらは塩ビの異径ジョイントです1個77円をサイズ違いで二個購入
こいつが圧入の径にピッタリ!
42mmチャックをセットするドリル支持具を利用して手製プレスを作成!
こいつでイケることを願うばかりです
で、エンジンを再度下ろしーの
ウオーターポンプカバーご開帳!ぬお
まじかー液体ガスケットモリモリですやん!やらかしてますなー
しかしこの補修って個人ではハードルかなり高いだろうからバイク屋さんが何とかしようとしたのでしょうが、純正で出るパッキンすら変えていないなんてどうなんですかこれ?
クーラントはここから漏れているのでメカニカルシール交換確定ですな、ふぅ
やれるのか?俺?
なんと、メカニカルシール合わせ部付近にも液体ガスケットの苦労の跡が
シール交換せずになんとかしようと頑張ったわけですか、そうですか
それで直らなかったので諦めて売りに出したと、そういうストーリーが見えてきます。クソめんどくさいリアカバーバラシなんて、バイク屋さんも絶対やりたくないやつでしょうねぇー
状態確認とウオーターポンプカバーと周りの清掃をして今日はここまで。
次回は巨大なリアカバーの取り外しとメカニカルシール圧入という大難関が待っています。焦らず進めようと思います。
ある意味ばらして良かった。
納車時とは情報量も慣れも全然違う今こそやれる修理だろうと、自分を納得させております(>_<)