窯焼職人の朝は早い
さて
前回焼きが失敗したので今回はストーブを改造してデフとブレーキパネルの焼き入れを進めます
昼間は猛暑のため朝早くから作業を進めます
通り掛かる人たちが怪訝な視線を向けてきます 笑
このストーブは天板が外せるので途中に部品を入れた缶を仕込んでやってみる
缶は底をくりぬきつつパーツの下には直火を防ぐため鉄板を敷いてます
熱を逃がさないようにアルミテープで養生してと、さあ火を入れますよ
果たしてうまくいくのか?
焼き入れ前、仕込んだ温度計は常温を示してます
おおっ、ぐんぐん温度が上がっていきます
二十分ほどで規定の200度へ
なかなか優秀ですな。ですがこのまま三時間も温度管理を進めないといけない。
デフに残っていたオイルが煙になってモクモク立ち上る
本当に大丈夫なのか?
気分は燻製職人です
ストーブは最低レベルの火で十分みたいですね、一応安全に運用できてます
ガレージの扉付近で進めてるのですが、すでに気温は激熱\(^o^)
このまま煙出したまま三時間
さて、仕上がりはどうなってるでしょうか?
うーん、煤まみれですなぁ、大丈夫か?
取り出して確認
おー、まるで焼き物のような質感
ポツポツがいくつか出てますが、流石にやり直す気力は残ってないッすわ 笑
これはオイルでいぶされたからなのか、クリアが黄ばんでるようにも見えるなぁ
でもなかなかの唯一無二感が出ていて良いかと
さて、問題のデフは
いやぁこいつもいい感じの燻製感が 笑
けどもアリです!
なんというか、焼き物のような気分
窯から出すまでどうなってるかわからない的なね
塗装にヒビとか出ないか心配でしたが、上々にクリア出来たみたい
掃除してワックス掛けたらかなりいい感じになりました
その絵は後日、各部塗装が終わったら公開しますね
いやースリルありますなぁ
デフなのでオイルが残ってるのはしょうがなくこんな感じになりましたが普通のパーツでならもう少しうまくやれそうな自信が出て来ましたよ\(^o^)
だがもう二度とこの作業はしなくないけどね
残りは普通にウレタンで塗装を進めます